奈良の古墳 | |
![]() ![]() 拡大画像はこちらで見られます。 古墳の形 1.円墳 古墳で一番多い形。 古い時期の円墳は直径に比べて、低く上面が平らなものが多い。 後期になって横穴式石室が埋葬施設になると背の高い円墳となる。 代表例:高松塚古墳 2.方墳 1本の尾根筋の上手と下手に平行した溝を設けて、その間を墓地にすると、たいてい方墳になる。 代表例:谷首古墳、石舞台古墳、塚平古墳 3.前方後円墳 円墳と方墳が結合した形。 蒲生君平という人が前方後円墳と言う名前をつけたといわれているが、実際はどこが前か後ろかはわかっていない。 例:巣山古墳、新庄二塚古墳 4.前方後方墳 大小の方墳が結合した形。 例:新山古墳、下池山古墳 5.双方中円墳 前方後円墳を基礎にして生まれた形といわれている。 例:櫛山古墳 6.上円下方墳 方墳の上に円墳を重ねた形。 下が方形、上が円形。 円墳のすそまわりを方形に護石がめぐる場合でも上円下方墳とよんでいる。 数は少ない。 例:カラト古墳 7.八角形墳 墳丘を八角形に整形した古墳のことであるが、円墳のすそまわりを護石がめぐる形のものをよぶ場合もある。 数は少ない。 例:天武・持統合葬陵、中尾山古墳 8.双円墳 円墳2基が連結したもの。両方に横穴石室が設けてある場合が多い。 例:金山古墳(大阪府河南町) |
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